FJラボ評価マトリックス

しばらく前に、FJ Labsがマーケットプレイスの新興企業を評価するために使用しているマトリックスを掲載した。 このフレームワークは何年もの間、私たちのデフォルトの社内フレームワークとなっているが、かつては私たちの糧であった10〜20%のテイクレートを持つマーケットプレイスに限定されている。 しかし現在、私たちは主にB2Bマーケットプレイスに投資しており、通常3~5%のテイクレートがある。 また、この枠組みはSAAS事業やeコマース事業には適用されない。

加えて、誰から資金を調達するのか、調達資金に何を期待するのかが十分に明確でなかった。 投資家やVCは通常、ステージごとに特化しており、あなたは適切なステージの適切なVCと話す必要がある。 その結果、より明確でほとんどのケースをカバーできるようにマトリックスを作り直した。

各段階で期待される牽引力に対処するため、私は参考指標としてGMV(Gross Merchandise Volume)を使用していたのを、純収入に切り替えた。 これにより、SAASビジネスの多くは90%以上のマージンがある一方で、マーケットプレイスの多くは60~70%のマージンであり、eコマースのマージンはさまざまであるなど、いくつかの違いはあるものの、異なるビジネスモデル間でトラクションを比較することができる。

また、1年半程度でステージからステージへと移るという暗黙の成長期待もあることに注意。

なお、上記の範囲は中央値をカバーしている。 特にハイエンドでは例外が多い。 つまり、標準偏差はかなり高い。 2度目に成功した創業者は、もっと高い評価額で資金調達できる。 しかし、これらは一般的なガイドラインであり、ほとんどの起業家にとって参考になるはずである。

参考までに、オリジナルのFJ Labs Marketplace Matrixも添付しておく。